2011年5月26日木曜日

ATMだって!? inインド


コルカタのsudderstreet(外人の多い場所)をベンと歩いていた所、後ろからインド人の男が声をかけて来た。
上手な日本語で。またまた、怪しいなぁと思いながら、話を少ししていると自分は名古屋に住んでいて日本人妻と暮らしている。今は弟が結婚するからインドに帰ってきてると言う
ついでにもう少し、話がしたいから、チャイでもおごると言う。ベンもいるし大丈夫だなと思い3人でチャイを飲むことに。ちなみに、インドでチャイを飲むと言うのはほとんどの場合、カフェなどではなく
路上で売っているので椅子もなくそこらへんに座って飲む。
色々話して、そのインド人は奥さんをとても愛しているらしい…どうでも良かったけどね。会話は完璧でないにしろ7割日本語が通じていたと思う。可笑しな話もしていなかった。
それで次の日の朝、3人で近くを観光しないかという事になった。ベンがその場所への行き方を彼に確認した所、タクシーではなく地下鉄で行くと話していた。
ベンと話しをして、タクシーに乗せて高額料金を払わせるとかでもなさそうだし、彼(インド人)は
大丈夫かなっていう事で次の日の朝9時に、待ち合わせする事にした。
ところがベンは朝方から体調が悪くなり、一人で断りに行く事にした。1人でチャイを飲んでいると、彼が現れ事情を説明した。それから朝食に誘われた。ベンが心配するといけないから、食べたらすぐに帰ると言い、一緒に朝食を摂る事にした。彼の従兄弟がやっているという店に連れて行かれるも特に何か売りつけるもなく、従兄弟を紹介してくれた。ついでに、簡単な朝食をご馳走してくれた。
ここまでは、怪しくなくだいぶ安心していた。どうせ、ベンが調子悪かったので暇だったのも
あり、ここら辺を少し回って帰ろうという事になった。ホテルから結構近かったし。歩いている途中、
インド人は仲良くなったら、こうやって手を繋ぐんだよって言って、手を繋いできた。えっ?と思ったものの、
確かに、インド人は男同士よく手を繋いでいる。最初、それを見たとき、ホモの人も結構おおっぴらな
にしていい国なんだなと思った笑
でも、実は男同士で仲良く手を繋ぐのは、インドでは普通。不思議だけどね。
ついでに、以前マレーシアで色々とよくしてくれた男性が手を繋いできた事があった。これは、家族とか友人とか思ったら手を繋ぐことがあるようだ。その人、ベンにはしていなかったけど。。いちよう他のマレーシア人にも尋ねたがセクハラとかではなく、よくある事だと言っていた。なので、これは国の文化というか風習みたいのだから、拒絶するのも失礼なのかなとその時は思ってしまった。
それから、大きな通りに面して大きな橋があるのだけど、これは日本製の橋なんだと言って橋の下へ。少し説明され、座って話していたら
急に、襲ってきた!驚いたものの彼を跳ね除け。やめてくれ的な感じで言った。それから、乱暴されるような事はなかったのですぐに帰ると言って、無事にホテルへ帰ってこれた。
ホテルに戻り落ち着いた所、インド人不信になりそうだったが、全てのインド人がそうではないので悪い人に当たっただけだと思い直した。

後になって色々知ることになるのだが、
まず、インドでは全てではないらしいが、親が結婚相手を決めて結婚させる事が未だに多いらしい。結婚してからでないと、女性と触れ合ったりしてはいけない。宗教も関係あるのかも。
ついでに、日本人はインド人にもてる。なぜならお金を持っているから。それだけじゃない事もあると思うけど。例えば、外人だと面倒なインドの決まりがないから、自由に恋愛出来るとか…?
インド人が日本女性に猛アタックをして結婚までこぎつけ、日本に渡り安心させ
落ち着いたところでお金を貸してとかなんとか言って、お金をゲットし、5年後くらいには離婚してインドに帰ってくるとかっていう輩がいるという話を、10年近くインドに住んでいる日本人女性から聞いた。
あと、インド人の人口の半分の人々が一日30ルピーで生活している。約60円くらい。
インドがいくら、物価が安いといってもこれは大変な事だ。コルカタでも路上生活者が多いのを見てきた。この生活から抜け出したいと思ったら、どうにかお金を得る方法を考えるのだろう。
むかつくけど、もし自分がインドの貧しすぎるカースト制度の低い家に生まれたらと考えると…。
自分がどうやって生きていくのか、想像できない。
他にも、ある。インドを旅している途中に出会った日本人女性(1人旅)が、言っていたがコルカタでホテルを探し歩いていた時、インド人が後ろから声をかけてきて
振り返ると、急に車に押し込まれそうになり大声で叫んで他のインド人に助けられ、難を逃れたそうだ。
また違う町で出会った日本人男性が、コルカタで詐欺を働いているインド人グループの存在を知り、潜入捜査してみたそうだ笑
最初は日本人男性が彼らに飲み物でもおごると言って、カフェで色々話を聞いたそうだ。お前も仲間にならないかと誘われたとも言っていた。
詐欺を働いているグループは7人で、6人が日本人、1人が白人をターゲットにしている。最初は女性に声をかけ、猛アタックし恋愛に持ち込む。
それから、安心させた所でお金に困っているとかなんとか言ってお金を巻き上げているのだそうだ。
そして、イラっとした言葉が、奴らは 日本人女性はATM と言っていたそうだ。なんて、失礼な!!
と聞いた時最初は思ったが、冷静に考えてみると、なぜ、日本人をターゲットにしている人数が多いのか、なぜ、ATMと言っていたのか。
確実に日本人女性が騙されているという事だ。彼らは巧みに色々な嘘と方法で騙してくるのだと思う。
私が知り合ったインド人でも普通にとても親切な人々がいた。だから、誰でも疑うのはなんだか悲しい事だが、こちらもそういう事実を知って
色んな人と接していかなきゃ、ATMにされてしまうのだ!

また今回の話も写真が少なかったので、関係のない写真を載せてみた。
町中を歩くよく分からない人…


散歩中にこのおじいちゃんに声をかけられ、なぜか分からないが、おじいちゃん直々に一緒に写真を撮って欲しいという事で写真を撮った。じいちゃん真っ黒だな!とても可愛らしいじいちゃんだった。

2011年5月17日火曜日

コルカタ inインド 

タイの飛行場で日本人女性(一人旅)と出会った。2時間ちょっとで、インド・コルカタに到着。
インド到着日は2月2日。
彼女も、同じ目的地まで行くという事で一緒に目的地(sudder street)へ向かう事に。
空港からバスが出ているという情報を得ていたが、何処が私達の目的地に向かうバス停なのか
とても分かりにくい。とりあえず色々な人に聞きながらバスに乗った。バスから見る初めてのインドの町並みは、ただ凄い!って感じ。普通の建物もあるけど、道路の隣には掘っ立て小屋みたいな家が並んでいたりもする。道路の交通状況は酷く、常にクラクションが鳴りまくっている。特に都会はボヤボヤして歩いていたら、車に轢かれてしまう。
バスの集金する人に”ここで降りて、あっちの方向だ!”って感じで教えてもらい、そっちの方という方角に向かって歩くも、さっぱり目的地だろう場所が見つからず。(ちなみにインドのバスは運転手と集金する人の2人が乗っている。日本の様に運転手の隣に、集金と両替が一緒なった機械はない)

疲れたので、途中インドで初のチャイを飲んだ。疲れてたせいもあってか、甘いチャイがやたらとおいしく感じた。
結局探せずタクシーに乗り、ここは目的地の辺りかな?というホテルの前で降りた。タクシー運転手のお勧めらしいホテルが私達にはちょっと高めだったので遠慮した。
それから、3人でホテルを探しまくり私達は、150ルピー 大体=300円くらい
のゲストハウスへ。あまり綺麗ではないがとりあえず、その日は我慢した。。
一人旅の彼女は違うホテルを探す事に。なかなかいい所が見つからず、暗くなってきたので
どうしようかと話している所に、インド人がホテルを案内するから来い、と声をかけてきた。
ちょっと怪しいかなぁと思いつつ建物の中に入ると、普通の土産屋みたいな感じ。
そこにいたのは、やたら関西弁が上手いインド人。彼曰く、日本に住んでたと言っていた。日本人の妻と子供がいる事、妻の父親との事、日本の自分の会社の事、日本人について等を話し
家族写真も見せてくれた。最初はホントか?と思っていたけど、話がそれほどおかしくなかったからだんだん信用した。自分のインドの家族が何件かホテル・店を持ってるとも言っていた。
幾らで泊まりたいんだ?って聞かれて200ルピーと言うと、何度も電話をかけて結局、自分の友達のゲストハウスに案内すると言って、実際部屋を案内してもらうのに1時間以上かかった。
その部屋って言うのを、見たけど綺麗な部屋だった。これで、200ルピーなら悪くないじゃないって言う事で、彼女はその部屋に決めた。
後で知ったけど、日本人の女性は最初の何時間は、私達が見せてもらった部屋にいられたけど
実は泊まる部屋は違って、あまりいい部屋ではなかったらしい。結局、400ルピーの部屋に泊まったそうだ。
日本円で考えるとたいした額じゃないけどインドの物価で考えて、やっぱり騙されたくない。
次の日、私達はもうちょっと綺麗なゲストハウスに移動する事にした。私の希望で。
それから、sudder street周辺を散策。はっきり、はっきり言って、町全体が汚すぎる!!!

道路で身体を洗っている人、この場所でインドの皆さんは早朝から身体を洗っている
インド人男女問わず道路に唾を吐きまくり、


そしていたる所がゴミだらけ、ここは町のある一角のごみ溜め場。豚さん・カラスが大集合。
野良犬が多いのと牛も歩いてるから、糞だらけだったり、とりあえずフリーすぎる。

道路を歩いていると、日本では見た事のない変わった顔の動物を発見!!
かわいいというより、不思議な位変わった顔 笑
ヤギの大群が……。
朝ご飯を食べに。店はこんな感じ。


ある店に目をやると、鶏を絞めていた。凄い数を。店の中は鳥の声と血と羽だらけ!!
直視出来なかったけど。
こういうの見ると、私達は何かを殺して食べてんだよなって改めて気づくわけです。
コルカタにあるVICTORIA MEMORIAL HALLへ行った。
すごく綺麗な建物で、建物の中にはたくさんの絵が。庭が広くインドの人達も庭で横になったりしてのんびりできる感じの所。コルカタの町の中とは違って、ゴミもないしここは綺麗。
どの観光客を乗せる用の馬車も銀ピカ。高級感を出したいのでしょうね。