2012年1月24日火曜日

6月9日~6月13日 エルサレム→ハイファ inイスラエル

お世話になった家を出て、リュックを背負いホロコーストメモリアル(虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑)へ行った。
日本語訳の説明がないので、ほとんどの内容が分からなかったけれど、ベンから話を聞いたり
あとは、昔の写真とか映像も多かったので、少し助かった。




実際の映像の中で衝撃的だったのは、何人ものユダヤ人をトラックに乗せ、そこから数人を引っ張り出し次々に銃殺していくもの。次は自分の番だと思うとゾッとする。そして、映像は映画なんじゃないかと思いたかった。
歴史が苦手な私だが、実際に映像を見たり話を聞いたりすると、興味が湧くし、記憶に残る。

この日のホストの人は、日本好き。旅をよくしている人で、以前日本にも行ったそうだ。

日本人は皆優しくて、驚いたと彼は言っていた。
あと、彼はベジタリアンで、日本でベジタリアンの食べ物を見つけるのは難しかったらしい。
で、気に入った食べ物が、梅干おにぎりだった。毎日食べてたって言ってた笑

翌日、次のホストのハダスとスーリーのお家へ。ハイファの町から、車で15分くらいの場所。彼らが住んでいるのは、キブツというシステムの所でどんな所か興味があった。が、彼らの住むキブツは本来のキブツのシステムではなかった。
普通のアパート。
この日私は風邪気味だと話すと、ハダスが、鍼治療をしてくれるという。
まず、イスラエルで鍼が知られている事に驚いた。
見るからに痛そうだし、何度か断ったものの、強く断る事が出来ず、、結局やってもらうことにした。日本でも鍼なんてやった事がないのに、まさかイスラエルでやる事になるなんてね。
彼女は、日本製の鍼治療セットを持っていた。今も鍼の勉強をしつつ、人にも施術している
と言っていた。





で、感想は皮膚に鍼を刺す分には痛くないのだけれど、お灸が痛い!痛すぎた。
火傷にはなってなかったけど、本当火傷しちゃう感じ。
効果も一度しかしてもらってないし、あまり分からず。
しかし、今この写真を見ると私、真っ黒。足と上半身の色が大分違いますね。

前日の夜、ハダスとスーリーのお家の向かえに住むダニーが彼らの家に遊びに来た。
そこで、色々話していると、数日休みがあるから、明日、ハイファの町まで乗せてくれるという事に
なった。さっき知り合ったばかりなのに、なんてフレンドリーなんだ!
翌日、3人で、サスペンションブリッジ公園に行って、



それから、途中一度別れ、
ベンと二人で、Bahai gardensへ。この庭と遠くの道路から見ても、とても整備され綺麗な所だった。


















帰りは、ダニーに電話して町まで迎えに来てもらった。
その翌日も、ダニーが車を出してくれて、ちょっと離れた観光地へ一緒に行った。
洞窟のある、The Big Grottos.







               こちらが、ダニーさん






まずはロープウェーに乗り、下へ降りていくと洞窟がある。ここにはトンネルがあって昔は、隣の国と繋がっていたらしいが、爆破してトンネルを閉じたとか。戦争の時の話です。
まぁ、書いておいてなんですが、その戦争の時の詳しい内容は英語での説明にて理解できず。

2012年1月20日金曜日

6月8日 ユダヤ人の休日 inイスラエル


この日、ユダヤ人が住む辺りの店が全て閉まっていたので(ユダヤ人のお休みの日)
前に行った、イスラム教の人が多く住むダマスカスゲートの辺りに買い物をしに行った。
全体的に、イスラム教側のお店の方が安かった。買い物を終え、通りを歩いていると、ユダヤ人数十人が道路の真ん中に立っている。
まるで、黒装束。黒い大きな帽子、腰から下げてる白い紐、両耳の辺りから垂れた長い髪の人たち。大人から子供まで。
なんだ、なんだ??っと思っていると。




彼らは口々に”シャーベー”と低い声で叫んでいる。何の意味かはよく分からないが、若干、気味が悪い。
そして、信号で止まっているタクシーに向かって水風船みたいのを投げつけている。何してんだ?
なんて、恐ろしい。ただの、水風船だけど。コワッ。

この日(日曜日)はユダヤ人が信じる宗教的なもので、買い物をしてはいけない。車を運転してはいけない。とかそういう日らしい
私達は、3つくらいの買い物袋を下げて歩いていたから、水風船を投げつけられるのではないかとヒヤヒヤしたが、大丈夫だった。きっと、外人だったから、スルーしたのかな?
ユダヤ人はユダヤ人のルールがあり、何を信じるのも勝手だが、人に危害を加えないで欲しい。

ついでに、その現場をベンが写真とってた。私だったら、張り詰めた空気の中、彼らの写真なんか撮れない!
撮ってる最中、大丈夫?っと心配だったけど、襲われたりはしなかった。
ただ、あとでイスラエル人にその事を言ったら、やっぱり彼らの写真を撮るのは良くないだろうって。まぁ、撮ってしまったので、載せました。

2012年1月17日火曜日

6月6日 エルサレム inイスラエル

昼からWestern Wall (嘆きの壁)へ行った。この壁はエルサレム神殿の外壁の一部。この神殿はユダヤ教で最も神聖な建物だった。この壁は地下10mくらいまで続いている。というのも、ここエルサレムは、都市が上に上にと重ねられ築かれ、今も地下にある大昔の町を見ることができる。















ツアーに参加したのだが、当たり前に説明が英語なので内容がよく分からず笑
入り口は嘆きの壁の所から、出口はイスラム教側だったので、危険がないようにツアー参加者の後ろには護衛がついて来てくれた。やっぱり、仲良しではないんだろうね。

夜には、次のホストの家へ移動することに。前日の夜に知ったのだが、たまたま凄くラッキーで面白い事に、次のホストの家はなんと!!ヤイーの家の門を出た、その丁度向かえ側の家だった。
なんて、近いんだ!移動が楽!まさかのお友達同士??と思ったが。しかし、残念ながら
お互いは知り合いではなかった。

素敵な雰囲気のお家

次のホストの方は、学業に忙しいようで、あまり会話は出来なかった。しかし他に同じ家に住んでいるは医学生と美大生の人と結構話が出来た。イスラエルは徴兵制度があり、男性は3年、女性は約2年間の兵役の義務がある。ここで出会った、美大生(名前を忘れてしまった)が言っていたが、軍隊の3年間の兵役が終了したら、大学の学費を半分国が負担してくれる制度があるらしい。また医学生が、イスラエルは医者や弁護士を目指す人が多いが皆がその職業に就こうとするため、仕事があまり無いと言っていた。

その夜、すぐ近くのマーケットで、ラップやブレイクダンスをやると聞いたので、観に行った。
ん~~、あんまり良くなかったけど、狭いマーケットの通りでこういった物をやるっていうのが面白い。




2012年1月13日金曜日

6月2日~6月5日 死海&エルサレム inイスラエル

アサフとハダル(お世話になっていたお家の方)に別れを告げ、まずは死海に行く事にした。
Ein Ged  Beachへ。死海は凄かった!面白い位、浮く浮く。最高です。




       死海と海の色がとても似ていて、空がずっと続いている様な錯覚に陥る


泥まみれの人達、ここの泥はお肌にいいらしいからね。

                 皆、浮いてる~


ただ、死海の水が小さい傷に沁みるんだな。そして注意していたんだけれど、アクシデントで死海の水が口の中に入ってしまった。ほんの少し口に入っただけなのに、その味といったら、しょっぱいを通り越して塩辛かった。




  
                こんなんだもん、塩辛いよね








死海の水には油が浮いていて、そしてややヌメッとしている。
死海には多くのミネラルが含有されていて、肌にもいいのは知っていたが、このオイルもミネラルの一種なのだろうか。。。分かりません。

再び、バスに乗って、エルサレムへ。とりあえず、暑い。
エルサレムに着いてから、旧市街へ入る為のDamascus gateから入った。











ベンはホモスが大好き。ホモスはひよこ豆をつぶして、ゴマペーストとレモンと塩コショウ、にんにくを混ぜたもの。で、それはイスラエルの名物でもあるようです。



という訳で、ホモスのお店へ。味の感想は、まぁ食べれるけど凄く美味しいって訳じゃないなと思いました。(しかし、2012年1月現在 気がついたらホモスが好きになってました)
この日は、次のホストであるYairさん宅へ。ヤイーは若いのに、とても気がきくハンサムさん。 ちなみにヤイーの家の近くには、ユダヤ教の人が多く住んでいる。夕方にはたくさんのお店が閉まっていた。だから、ちょっと急ぎで買い物しなきゃならなかった。金曜日と土曜日はユダヤ人のお休み日らしい。



この真ん中の格好をしているのは多分、厳格なユダヤ人
ちょっと面白いのが、この格好をしている人は皆、もみあげをずっと切らずに伸ばしている必要があるみたいで(宗教的な意味があって)その伸びたもみあげの髪を三つ編みしている。
多分、厳格なユダヤ人家族。彼らはお葬式か?ってな感じのお召し物です。
こんなに暑いのに、長袖で黒い物を着ていて暑いだろうな。


翌日、エチオピアン、アフリカン教会へ行った。
素人目には、キリスト教と同じ様に見えたけど。
中に入ると、長い歴史を感じる雰囲気。教会の中の端には、神父らしき黒人の人が座っていた。
ここエルサレム旧市街は、古い町並みや色々な宗教の人や建物があって面白い。といっても、だからこそ宗教間の争いは絶えないだろうけど。ちなみに、ここはアルメニア人地区、キリスト教徒地区
ユダヤ人地区、ムスリム地区に分かれている。
他に、聖墳墓教会へ。ここはキリストの墓とされる教会。序でに、ここは5つの複数教派によって共同管理されているらしい。面倒そうですね。
皆さんが触りまくっているこの石物は、キリストの身体を埋葬する準備をした所と信じられている



















           たくさんの人がこの石物に祈りを捧げている。
あまりの信仰心ぶりに、ちょっと引いてしまった私






翌々日は、エッケホモ修道院へ。
その後、イスラム教の人たちが住む辺りを散策。私達が通りを歩いていると、”ようこそ”的な感じで
挨拶してくれた。イスラエルの人はそんなにフレンドリーな感じではないので、嬉しかった。


宿泊最後の夜、ヤイーが七面鳥でスープを作ってくれた。